積水ハウスのユニバーサルデザインとは [積水ハウス]
これは便利!
ユニバーサルデザイン
積水ハウスの住まいの夢工場には、「ユニバーサルデザイン館」なるものがあった。
最近よく耳にするユニバーサルデザイン。
いったい何のデザインなのか??
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ユニバーサルデザインとは、特に決まった形があるわけではなく、
年齢や性別、体の障害に関係なく、
誰にでも使いやすいデザインのこと
である↓。
言葉にすると簡単だが、実際に形にするのは難しい。
展示場では、一棟丸ごとがこのデザインの見本となっていた。
一階寝室の隣には浴室があった。
寝室から廊下や他の部屋を通ることなく、直接入浴できる。
お風呂の入り口は幅が広めの引き戸で、
車椅子のままスムーズに出入りできる
ようになっていた。
車椅子の体験コーナーもあった。↓
コースの幅は1尺(90センチ)と積水の標準である1メートルの2種類があった。
まずは車椅子に乗って尺モジュールの廊下を進む。カーブでは結構微妙なテクニックを要する。すぐに角にぶつかってしまい、なかなか曲がれないのだ。その分クリアした瞬間は意外と充実感を味わえる。でもこれを毎日行うと思うとブルーになるだろう。
一方、1メートル幅の廊下は快適に移動できた。
コースの途中には手前に引く戸と引戸があった。
手前に引く戸は、一旦取っ手をつかんでから車椅子を後退させないと開けられない。
立って行えばなんて事の無い行為だが、これが結構な重労働。
1.片手で取っ手をつかみ手前に引く
2.両手で車椅子を後退させて
3.さらに戸を開く
4.戸の中に入って
5.車椅子を後ろ向きにして
6.戸を閉める
面倒でしょ?
家中を老人の感覚で移動できる器具も
用意されていた。↓
足の関節をギブスで固定するものだ。
ひざが曲がりにくく、体勢も前のめりになる。
そのため頭では足を前へ出したつもりでも、1テンポ遅れて体がついてくる。
調子が狂い、一歩一歩前進するたびに周りに手をつきたくなる。
特に階段の上り下りは危険!
手すりのありがたさを実感できた。
2階に上がると様々な取っ手の展示が。↓
一番開けるのが面倒なのは、右下のつかんで手前に引くタイプ。
1.つかむ
2.ひねる
3.引く
と3アクションが必要。
少ない力で楽に開くのは、左上の取っ手が長い引き戸タイプ
1.つかんで
2.引く
の2アクションでOK。
しかも取っ手の棒が長いと背の低い子どもでも高い大人でもつかみやすい。
そのほか車椅子でも使いやすいキッチンなど、
家中のあらゆる場所に提案があった。
建設事例が少ない業者では、なかなか知見がたまらないはずだ。
これらの多くは、販売戸数NO.1の積水ハウスだから蓄積できたノウ・ハウだろう。
我が家には寿命約10年、体重40キロオーバーのワンコがいる。いずれ介護が必要になるかもしれない。そして先日私は痛風で1日寝たきりとなり、思うように動けないつらさを考えさせられた。
体の不自由な人や子どもにやさしい家は、健康な人にだって住みやすい。ユニバーサルデザインは、より便利な暮らしがしたいと考える誰に対しても必須なものだろう。
次回家を立てるときは、隅からすみまでこの思想を取り入れたい。
住まいの夢工場はこれで終わり。
さて次はなに書こうかな。
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