真冬でも無暖房! 「サンワホーム」 [サンワホーム]
シロアリ知らず&冷暖房費いらずで
無垢材使用の住宅メーカーはどこ?
高気密・高断熱などいわゆる高性能な家は当たり前になってきた。
次回家を建てるなら高性能な上に、「地球にやさしい家」にしたい。
毎週九十九里の海に行き、砂浜の減少っぷりに超ブルーになる私は、
環境破壊は断固反対なのだ。
それなら家の構造材は、化学物質を使わず、CO2も排出しないで生産できる無垢の木がいい。
木造なら「集成材」という手もあるが、接着剤の成分が心配だし、できるだけ人の手が加わらずに製造できる素材がよろしいと思うのだ。
では、性能が良く、無垢材が標準仕様の住宅メーカーはどこか?
幕張ハウジングパークをはじめ住宅展示場数ヶ所、
インターネット、月刊ハウジングほか雑誌で研究した結果、
前回の一条工務店と木曾檜を採用する
「サンワホーム」
に行き着いた。
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高性能の条件は
「Q値(断熱性能)2.0以下」
と
「20年以上の長期シロアリ対策」
とした。
国が「高断熱な家だよ」とお墨付きをくれる次世代省エネ基準のクリア数値(関東地方)は、
Q値2.7。
2.0だと「高断熱な家先進国」のイギリスやフランス並みの基準となる。
ちなみに積水ハウスは標準で2.32。
我が家はオプションで断熱材を追加して2.1弱。
この数値だと確かに夏は結構涼しい。でも冬は寒い!
床暖房なし&リビング内階段という理由があるにせよ納得いかない。
だから2.0以下なのだ。で、サンワホームは?というと、
なんと最高0.7
このクラスになると一台のエアコン(冷暖房能力不明)で120畳のスペースをまかなえるらしい。
ちょっとありえないと思う数字だが、
私んちのエアコンは冷暖房能力4.0KW(14畳用)タイプで、リビング、キッチン、和室の計25畳をばっちりカバーするからこの「Q値0.7で120畳OK」もそれほど大風呂敷ではないだろう。
その上、内外装のデザインもいい。お上品な和風モダンだ。↓
木目を活かした直線的な意匠が「都会も田舎も大好き」な私の心をがっちりつかむ。
さらにオリジナルなデザインを望むなら、提携している全国の建築士がコンペ形式で図面をひいてくれるというのだ。
&提案力の最強コラボレーションだ。
たまらない。
一方、シロアリ対策は?というと。
現在ほとんどの木造住宅は、
「基礎から上1mまでの木材に薬剤を塗る」シロアリ対策を施している。
この方法だと5年に一度塗り直さないと効果が継続できない。
費用は1階が20坪程度の広さだと、約30万円かかる。
しかも外壁を全部はがして塗るわけにいかないので細かい部分は野放しになる。
そもそも薬の人体や庭木への影響も気になる。
では、サンワホームは? なんと
「薬剤を使わず半永久的に心配なし」
通常の冷暖房に加え、基礎の内部まで24時間空気が流れ乾燥させる。
だからシロアリが発生しない。
サンワホームは高性能&地球にやさしい木造住宅メーカーとしてはトップクラスと見た。
だが気になる点が一つだけある。
シロアリ対策が「機械頼み」
というところだ。機械は電力を使う。
ナチュラルではない。
エコではない。
故障したらどうしよう。
当然イニシャルコストもよけいにかかる。
この全館空調システムは40坪前後の家でおよそ200万円かかるそうだ。
気になる坪単価は、Q値0.7を実現する分厚い外張り断熱などを含めると
85万円
くらいになるらしい。
自然エネルギーの採用などでコストダウンできる日を待ちたい。
つづく
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日本の夏は太陽放射>>外気へ熱伝導による熱損失ですから
太陽放射を無視したQ値などいくら下げても、冷房対策には意味
がありません。
東京では夏至の太陽放射量は赤道直下の98%=1350W/㎡
延床40坪(平面20坪)程度の住宅なら約90KWにも達します。
これだけの熱量をまともに取り込んでしまったら、4KW(40A)
クラスの強力エアコンで、いくら冷やそうが焼け石に水です。
冬のことだけ考えればよい北ヨーロッパの住宅の猿マネをしても
暑さ対策にはナンセンスで的外れ。
北アフリカのチュニス(東京より高緯度)にドイツやスウェーデン
方式の”高断熱”住宅を建てるようなものでしょう。
日本の夏をQ値などで語るのは非科学的です。
by NO NAME (2013-10-06 13:17)
NO NAMEさん、コメントありがとうございます。
参考にさせていただきます。
by 前太 (2013-10-07 09:34)