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冷暖房費を大幅削減!?「エアパス工法」by四季工房2 [四季工房]

本当に壁の石膏ボードを通して冷暖房ができるのか?

無垢の木を多用し、自然エネルギーだけで冷暖房もできるという
エアパス工法の家by四季工房。
その実用性、性能など実力はいかほどか?
早速営業マンに聞いてみた。

さて、回答は……。

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Q1.夏季、冬季ともに通常の工法と比べ、室内温度はどれくらい違うのか?
A1.夏、冬ともに約3度違います。
  物足りないように感じるかもしれませんが、
     壁全体から温度が伝わるので、体感温度はそれ以上です。


Q2.Q値↓はいくつか?
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2007-02-19-1
A2.約2.0です。

Q3.平均坪単価は?
A4.60~65万円が中心です。

Q4.シロアリ対策は?
A4.薬剤は使用しません。土台はヒノキ。その上エアパス工法で床下の湿気を排除しているからノーメンテナンスで防蟻できます。

Q5.無垢の床のメンテナンス方法は?
A5.床には100%天然のハードコーティング塗料を施しています。
   日常のメンテナンスにワックスがけは必要ありません。
   週に1回程度かたく絞った雑巾で水拭きすればOKです。

3度暖かく、涼しいというのは微妙な数字。
外が35度なら家の中は30度にはなる。
27度では熱いような……。
一昔前なら窓を開けっ放しにすればよかったけど、
最近は空き巣が心配。
(ちなみに義理の実家は昨年被害にあって、びっくらこくほど盗まれた)
それに、壁には通常の石膏ボードを使用しているとのこと。
石膏とは、骨折をした時に折れた部分を固定するアレだ。
そんなものが冷暖房機になるのだろうか?

Q値はなかなかの数字。

お値段は大手メーカー並みで若干高額。
だが、使用している設備がかなりいい。
特にこれ↓
ハーフユニット.jpg

無垢ヒノキのハーフユニットバス!

ずっとこんなの探してた。
掃除が面倒な床と浴槽部分がユニットバス
そこから上部がすべて無垢のヒノキなのだ。
ちょっと腕に覚えがあるメーカーならオーダーで造れそうだが、
防水だのメンテナンスだの
蓄積されたノウハウがないと後々面倒そうだ。
こちらは完全オリジナル商品で、
パッケージされたメンテナンスプランまで用意されていた。
半日がかりのクリーニング工事は2万9000円とのこと。
2年に1回ならいいかな。

そのほか、
外はアルミ、内側は天然木の風合いのサッシ
すべて無垢材のオリジナル建具や洗面化粧台
木材の軒天
など、自然素材やオリジナルにこだわる人にはうれしい装備ばかりだ。

エアパス工法の冷暖房効果に疑問が残るものの、
趣味性、性能ともに高く、メンテナンスにも気を使っている。
私としてはかなりバランスが高いと見た。
よって四季工房を
「今後注目したいメーカーリスト」に入れることにしたのだった。

*先日丸の内で開催された四季工房のセミナーに参加した。
社長自ら司会進行し、エアパス工法やエコな家について解説してくれた。

社長は大変論理的で環境を大事にする考えの持ち主。
「プリウスはエコなクルマというイメージがあるが、
充電池の廃棄方法に問題があるので私はそうは思わない」
など細かいことまで気にされる方だった。

その場で「エアパス工法でなぜ冷暖房できるか」を教えてもらったが、
まだ、納得できない。
ま~、コレばっかりは体験するしかないだろうな。

おわり













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たいせい

 私個人としてはこと住宅については新しい試みに対しては懐疑的で、まず疑って考えるところからスタートしてしまいます。
 高気密高断熱住宅にしても当初のものは実際建てて数年を経ないと予測できなかった壁内結露などによってむごいことになったものが多々あり、本当の意味で実用レベルになったのはここ4~5年のことで、それも十年に十年単位でどんな現象が起こるかはまだよく解っていないというのが実情だと感じています。
 この工法の場合直感的には筋が良さそうに感じますが、新しい工法や建材について本来目的としている性能の実証以上に、「どんな方法で耐久性についての実証を行ったか?」との問いかけが、特に耐久性に於いて「理論上のみでの結論なのか?」「実際の建物での実証結果なのか?」を見極める上で重要だと感じています。
by たいせい (2009-03-09 10:39) 

前太

たいせいさんコメントありがとうございます。
四季工房の家の構造は、柱の反り具合を考慮して組み上げていくような昔ながらのものでした。クギなど金物は極力使っていないようです。
実は社長にお会いしていろいろ話を聞きました。「スタッフが幸せじゃなきゃ良い家は建てられない」といった考えをしっかり待たれているようで、大工さんを大事にする心がよく伝わりました。
でも、エアパス工法だけは、すっきりしませんでした。実物大の模型を前に説明を受けたんですが、最後まで「空気の温度が壁から伝わるだけで、本当に室温が変わるの??」という疑念は消えませんでした。
ま~、モデルハウスで体感してくれば一発で分かるのですが、千葉から埼玉は遠い!
本気で立て直す時には、ぜひ行ってみようと思います。
by 前太 (2009-03-09 11:00) 

通りすがり

四季工房で家を建てたものです。
真夏の日中に家に帰ったとき、ひんやりするのを感じます。
確かに室外が27度なら暑いからエアコンつけようかなと思う感じで、30度だと流石につけたほうがよいですが、家事で体を動かさなければ1階はカーテンで日当たりを遮断しておけば、我慢できるレベルです。よくある高気密・高断熱の家は、エアコンを使うことを前提に考えた快適さで説明してくるのにたいし、四季工房の家は、エアコンを使わないことを前提とした快適さの説明のような気がします。
だからよくある高気密・高断熱の家は、夏も冬も(エアコン使っても)電気代お得で快適ですよって言ってきて、四季工房は夏も冬も(エアコン使わなくても)暑くなりすぎず寒くなりすぎずってことなので、頭こんがります。

四季工房でもエアコンも暖炉もあったほうがいいです。それだけは確かです。
家自体は気に入ってますし、この家に住んでしまったら他の家で暮らすことはできなくなります。
by 通りすがり (2017-06-05 07:48) 

前太

通りすがりさん、コメントありがとうございます。
by 前太 (2017-06-05 09:02) 

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