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無垢のフローリングの触り心地・メンテナンス性を検証! [天然素材の家]

無垢の床ってかなりいいかも!?

*天然素材の家訪問のつづき
さて、珪藻土の壁に合格マークを与えた私は次のターゲットに目を移した。
無垢のフローリングだ。
材質はパイン。 

前々から無垢の床の良さは分かっていた。
なんてったって冬に素足で歩いてもヒヤっ[ふらふら]としないのだ。
雪降る公園の樹に触っても冷たくないのと同じですね。

それに引きかえ我が家の合板フローリングは真冬の朝に裸足で歩こうもんなら、
バチっ~[パンチ]と目が覚め、エリマキトカゲばり(30歳以上じゃないと分からんね)にダッシュしてしまう。
熱伝導率ってヤツが違うんだね。

それに見た目もいい。
東京下町で築40年の家に住んでいる友人がいる。
玄関からダイニングはケヤキ(だったような)の床。
当然、無垢。
色は赤黒くなり、表面はうっすら凸凹に。
なんともいい味出している。
古いお寺のような趣だ。
ダイニング.jpg

そこで、こちらのお宅の床を手のひらで触れてみた。
やはり暖かくもなく冷たくもなく自然。そしてなんとなく柔らかい感触。
合板は爪で叩くと「カン!カン!」と硬い音がするが、無垢は「トン、トン」と音を吸収するような感じ。だから歩く感触も柔らかい。

しかし、毎度おなじみ
「メンテは面倒じゃない?」
「キズもつきやすいでしょ?」
「合板の中には”高耐傷仕様” ”ワックス無用”なんて高性能を売りにするのが目白押しだし」
「無垢のパンフレットには必ず”反り、割れがあります”って書いてあるし」
と考えてしまう。
そこで、「どれだけ面倒か」を聞いてみた。

訪問したお宅は偶然にも小型犬界の暴れん坊将軍ジャックラッセルテリア↓



を飼っていた。
今まで50種類ほどの犬を見てきたが、↓
http://menchi-yo.blog.so-net.ne.jp/2007-02-19
こいつほどやんちゃなヤツはいない。
さぞ床のキズはひどいだろうと足元を見ると・・・・・・。

キズはあるにはあるが気にならない。
キレイな砂浜にヤドカリが、ちょちょっと歩いた感じ。
ジャックラッセルの体重はせいぜい7kg。
やはり我が息子40kgオーバーと比べるのがバカなのか?

そこで気づいた。

「れれ!? キレイな部分とキズが同じ色だぞ」

ウチのキズ跡はこう↓。
090416_1739~0001.jpg

ミゾの角が剥がれ、表面よりも濃い色の下地が出てきている。
結構むごたらしい・・・・・・。

「そうか。無垢はいくらほじくっても同じ色なのか!」

ほじくるといってもカンナで削るようなカスが出る訳ではなく、線状に引っかきキズがつくだけ。
こちらのお宅の床は柔らかいパインだが、硬いナラや胡桃ならさらに目立たないかもしれない。

残る問題”反り、割れ”はどうだろう。
奥さんに訪ねた。

あぁ~、反りね。 そこよく見て。ミゾとミゾの間で高さが違うでしょ。それよ」

パッと見では分からない。
表面を撫でて「あ~ちょっと段差を感じるね」という程度。

ワックス掛けは面倒じゃないのだろうか?

「ワックス? 3年前の入居時にアウロhttp://www.auro-jp.com/を塗ってもらったきり。ちょっと日焼けし始めたけど、もう面倒だから水拭きだけでいいの」

とのこと。
そういやお寺の床にワックス掛けってしないよな。

・ 素足でも暖かい
・ キズが目立たない
・ 永久に水拭きのみ

無垢は理想の床材か? 
新しい家のリビングの床はタイルを決めていたが無垢材の方がいいかもしれない。
でも、やっぱ体重40kgの野獣は無理かな~。

CIMG1513.JPG

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