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まだ鉄骨か木造かで悩む。だって頑丈な屋上がほしいから……。 [木造VS鉄骨]

やはり木造は屋上に不向きなのか!?

本日、屋上に上がるとエゴの木に花が咲いていた。
エゴ1.JPG

この木は3月末ごろまで枯れたと思っていた。
昨年の晩秋に2カ月以上水をやらず、葉が全部落ちてしまったからだ。
(落葉樹だから当たり前か?)

だが、4月に入ると育毛剤の効果が出てきた父ちゃんの頭のように、
弱々しくも着実に葉っぱが出てきた。
それを見たときはうれしいさあまり
「ごめんよ、ごめんよ。今度から毎週日曜日は”エゴの木に水やるデー”としてちゃんと世話するからね」
「お世話係はこの嫁だからね」
と約束したのだった。

この誓いに報いるかのように見事に開花。
こうなると屋上緑化にも興味が出てくる。

今はかなり殺風景。
エゴと前太.JPG

だが、現在の屋上で畑仕事をやる気はどうしても起きない。
居室から離れているので、道具の出し入れやらなんやらが面倒なのだ。

そこで次の家計画。
2階.JPG

この家では2階リビングとつながるルーフバルコニーを造ろうと思う。
広さは今と同じ8畳前後。
居室の隣ならいつでも目に入るので状態が把握しやすいし、水やりも楽だ。
なんてたって、
高台+2階バルコニーの庭園を見ながら飲むビールは最高だろう。

しかし、気になることがある。
先日、ある一級建築士より
「木造で屋上(ルーフバルコニー)庭園は無理!」
と言われたのだ。

理由は、以前書いた「2階の床を全面タイルにしたい」↓
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2009-04-28
と同様。
「木造は地震時に多少ズレることでパワーを吸収する。
バルコニーに植栽のような重たいものを乗せたら雨漏りの原因になる」
とのこと。

また、違う建築士に
「ルーフバルコニーの床をタイル張りにしたい」
と伝えたところ。
「あんまり見たことがありませんね~。お客さんもしかして鉄骨?
やっぱり。鉄骨やRCはシート防水ですよね。木造の場合は防水にFRPを使うことがほとんどなんですよ。シートの方が丈夫なんだけど端の部分の施工が木造の構造上難しくてやりたくないんですよね。それにシートは高い!」

そういえば展示場で、木造のルーフバルコニーの床を見ると、テカテカのペンキ塗りみたいな仕様が多い。対して我が鉄骨はツヤなしのシートの上に安っぽいがタイルが置かれている。
屋上と前太.JPG

またまた問題が発生。。。
自然素材にこだわる家にしたいが、頑丈なルーフバルコニーも必須。
ならば1階は鉄骨で強度アップし、2階は木造のハイブリッドにしようか。

渡邊篤史が訪問する家もそんなのが多い。

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でも、木と鉄の熱膨張率の差で不具合とかあるのかな。
あ~悩む。
次の家の具体的な予定は全然ないけど。

*ちなみに
鉄骨=化学物質過敏症の原因
ではないらしい。
先日伺った天然住宅↓によると
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2009-04-10
鉄骨自体は無機質なので問題なし。
気になるのは鉄骨の塗装だが、きちんと考慮された製品があるのでそれを選べば大丈夫とのこと。
我が家を含め大手メーカー製はどうだか分からんけどね。

木造VS鉄骨のつづきはこちら↓
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2010-09-08


 

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その様子はこちら↓
http://menchi-yo.blog.so-net.ne.jp/2010-01-18

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コメント 4

たいせい

 陸屋根で屋上を利用するという前提であれば、木造という選択はほとんど考えられないように思います。
 但し私の認識では陸屋根の防水と言うことを考えると完全に信頼性の置ける工法というものは存在しておらず、一定のリスクを覚悟した上で定期メンテナンスによって持たせるというアプローチになると思いますがいかがでしょうか?
 最近RCの住宅でも陸屋根が減ったのは、屋上防水の信頼性ということに各社が不安を感じ、結果として傾斜屋根を採用することになったと認識しています。

 特に屋上緑化や畑を作ると言うことになると、定期的なメンテナンスが不可能になるのと、もしも何らかの事情で水漏れが発生した場合に発生源の特定が困難なのとで、あまりお奨めできないと感じています。
(土を置くと言うことになれば防水面が乾くことが無くなりますし、排水経路が詰まったりした場合には防水層に常時水圧をかけることになりますね。この状況で通常の防水の考え方がそのまま成り立つかどうかも、私にはよく解りません。)
by たいせい (2009-05-18 14:31) 

前太

たいせいさんコメントありがとうございます。
「屋上緑化や畑を作ると言うことになると、定期的なメンテナンスが不可能になるのと、もしも何らかの事情で水漏れが発生した場合に発生源の特定が困難なのとで、あまりお奨めできないと感じています」。全く同じことを建築士の方も言っていました。だから「プランターにしましょう」と。
どうやらその方向で考えた方が良さそうですね。
by 前太 (2009-05-18 16:03) 

kido_azusa

前の家で、ベランダでも亀裂や大雨のときの謎の漏水とかいろいろ経験しました。照り返し防止の人工芝や防水シートなりを敷いて、プランター栽培がいいと思います。土そのものをのっけるのはかなりの冒険ですね。
by kido_azusa (2009-05-18 17:32) 

前太

kido-azusaさんコメントありがとうございます。
「プランター栽培でどこまで楽しめるか」を研究したいと思います。
ちなみに現在は、90×30cmのプランター2個でオクラやスナックエンドウなどに挑戦しています。つまみになる日が楽しみです。
by 前太 (2009-05-18 18:05) 

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