積水ハウスの最新仕様とは!? [積水ハウス]
特徴は欠点のなさ
我が家は積水ハウスで建てた。
その過程はこちら↓
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2007-05-16
その後も仕事の関係上、モデルハウスやカタログを定期的に見るようにしている。
一週間ほど前にも取材で総合展示場に行った際に立ち寄った。
最近の家はどこも自然素材を多用している。
そのモデルハウスも珪藻土の壁や無垢材のフローリングなどで落ち着いた雰囲気だった。
拙宅建築時もそのような部材を使いたかったが流行し始めた頃で高価すぎた。
だから我が家のフローリングは艶々の合板だ。
「ずいぶん印象が変わったんだなぁ」
だが内装はちょっぴりお金をかければ変更できる。
問題は中身だ。
当時からどれだけ進化したか調べてみた。
1.モデル
進化とは言えないがモデル名がまったく変わってしまった。
軽量鉄骨の場合(拙宅のビーフリーというモデルはすでにない)
ダインコンクリート外壁
・ イズ・ステージ
・ イズ・ロイエ
・ イズ・オーダー
セラミック外壁(サイディング)
・ ビー・サイエ
・ ビーエコルド
・ フィーマ
おもな違いは、
1.外壁(ダインコンクリートorセラミック)
2.屋根の勾配
の2点。
耐震性、断熱性など基本性能はどのモデルも同等。
価格は彫が深く高級感があるダインコンクリートの方が高く坪単価は、
ダインコンクリート 80万円
セラミック 75万円
といったところだろう(オプション込みの実勢価格)。
ちなみに両外壁ともセルフクリーニング機能がある。
2.断熱性
以前から断熱性に関しては省エネ等級で最高の4だった。
しかし鉄骨ゆえに熱橋が発生するなどで一部ではあまり評価がよろしくなかった。
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2012-10-31
熱橋とは
「外壁と内壁の間にある柱などが熱を伝える現象のこと。
特に熱伝導率の高い鉄骨は、外気と室内の熱を伝えやすくなる」
Weblio辞書より
そこで「ぐるりん断熱」を採用。
従来、断熱材を充填していなかった鉄骨柱や天井の梁まわりにも使用。
より断熱性を向上させている。
3.またぎ段差のないバルコニー
またぎ段差とは室内とバルコニーを隔てる20cmほどの段差↓のこと。
どの家にもある見慣れたものだが、
洗濯物を干すなどで何往復もすると大いに邪魔に感じる。
特に拙宅は花見などのときにバルコニーでお酒を飲むのであぶない。
そこで現在の積水ハウスはこれがなくなっている。
かなりうらやましぃ。
4.エアキス
以前、ほぼ100%天然素材の家を取材したことがある。
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2009-04-10
そのときシックハウス症候群の惨さを知った。
住環境の空気がきれいであることは想像以上に大事だ。
空気環境仕様「エアキス」は、住宅性能表示制度で定められた5つの化学物質を、厚生労働省の基準値の半分にする。
でもこれの説明にはPM2.5や花粉など、もうちょっと大きな物質に関しては触れていなかった。これらには効果があるのだろうか?
他社はがんばっているようだけど↓。
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2013-06-11
5.グリーンファースト ゼロ
これは断熱性能、軒、太陽光発電、エネファーム、蓄電池などを利用して、使うエネルギーよりも創るエネルギーの方を多くする仕様。
つまり光熱費はゼロになるのだ。
積水ハウスはこの仕様を2013年度に40%とすることを目標にしている。
ここ数年の進化はこんな感じ。
もともと基本性能は低くないので快適性と特にエコに注力した模様。
(その分平均坪単価は10万円くらい上がってる!)
ほとんどの大手ハウスメーカーの性能カタログに目を通しているが、
相変わらず積水ハウスはダントツ優れているところもなければ、
劣っていることろもない。
欠点のないメーカーだ。
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