積水ハウス「IS(イズ)シリーズ」リニューアル。今までとの違いは? [積水ハウス]
「30年塗装は再塗装できません」
我が家は10年前に建てた積水ハウスの「B-FREE」。
しかし、契約時には「IS(イズ)・アーバン」というモデルだった。
これは外壁にダインコンクリートを用いたもので、
サイディングよりも彫が深く高級感がある。
しかし、その高級感を求めていたわけではなかったので、
急きょ新発売のB-FREEに変更したのだ。
これで費用は200万円OFF。
くわしくはこちら↓
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2007-08-20
このことに後悔はないが、
今でもダインの家を見ると、
「やっぱ高そうに見えるなぁ~」
と見上げてしまう。
そのイズシリーズが同社いわく「発売以来30年目の原点回帰(リニューアル)」をした。
いったい何が変わったのか。
モデルハウスで話を聞いてきた。
こういう大手ハウスメーカーを比較するデータは大好き。
写真の内容は「他社は住宅以外に色々な事業をしているけど、
積水ハウスは住宅一本に集中していますよ」ということ
今回のリニューアルによってイズシリーズは、
2種類のモデルとなった。
フラッグシップの「イズ・ステージ」と主力商品の「イズ・ロイエ」だ。
まずこの2種類の違いを聞いた。
営業担当
「違いは屋根勾配がイズ・ステージの場合6寸になることと屋根の破風やバルコニー手摺が特別仕様になっていることです。つまり外観の違いですね。
高級感を出せないのがロイエです。
耐震性、断熱性など性能面はまったく同じです」
なるほど、両者の写真を並べて見るとかなり違うように見える。
屋根の勾配がきつい方が高級感があるとは意外だった。
破風が分厚いところがキモなのかもしれない。
上:イズ・ステージ。下:イズ・ロイエ
さて、肝心のリニューアル部分は以下になる。
●躯体構造を最新の「ニューBシステム」に変更
住宅性能表示制度の最高等級を維持しつつ、
最大10mの大開口を実現。
2台並べられるビルトインガレージなど大空間も可能にする。
また、2階の床1.5mと庇1㍍の合計2.5mのオーバーハングも可能。
幅2.5mの軒下駐車場などを設けられる。
(ちなみにヘーベルハウスは床だけで1.8mのオーバーハングが可能)
このように角に耐力壁がなくても大丈夫なのは鉄骨ならでは
●30年間メンテナンスフリーの外壁
高耐候・防汚の塗装、高耐久の目地で30年間メンテナンスフリーの外壁を実現。
「ただし、今のところ工場塗装のみなので、リフォームでの現場塗装には対応していません」(営業担当)
●高性能樹脂サッシ「KJサッシ」
より高断熱な建物に。
「『ぐるりん断熱』と相まって、Q値は関東の標準仕様で1.71になりました」
(営業担当)
なるほど、窓が大きくできて、
外壁のメンテナンスサイクルが長くなったのか。
それはいい。
でも、これで「30年目の原点回帰」は、ちょっと大袈裟だと思う。
なお、積水ハウスのセラミック外壁仕様とこのダインコンクリート仕様の価格の違いとたずねると、
坪単価2万円前後とのことだった。
40坪なら80万円!?
我が家のときは坪5.5万円の違いで、
36.5坪×5.5万円≒200万円
だった。
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こちらも耐震性・断熱性それに外壁塗装といった基本性能はまったく一緒なので、
これくらいの差額に縮めたのだろうか?
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