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積水ハウスの間取りはパーフェクトでした! [積水ハウス]

やればできるじゃん!?積水ハウス

2004年の年明け早々。
私はどこのハウスメーカーからも
無理!
と太鼓判を押された自作の間取り図を積水ハウスの展示場に持ち込み、

「この間取りじゃなきゃ建てないよ!」

と直球勝負で営業マンに言い切った。
すると、
「出来ますよ」(なに言っちゃってんの?簡単じゃん)
ぐらいの勢いであっさり打ち返された。その見積もりと間取りはいかに・・・。


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!!!

実はこのあっさりすっきりの営業マンはかなりの強打者だったのだ。私がリクエストした通りの間取り図が出来上がっていた。
パーフェクト!!!
まさかこんなところにハウスメーカーのミスターパーフェクトがいたとは・・・。
でも、2階までミスターパーフェクトのはずないよね~。。。


 
ジュテーム!ミスターパーフェクト!!
”当たり前のことを当たり前に”
やってのける男は
男の中の男だ。
ミスターパーフェクト君。その”あっさりすっきり”っぷりはその裏づけだったんだね。
初めて自作の間取り図を印刷物として見た感動ったらもーたまらない!

”卒業式に学校では全然ボタンがもらわれずに、トボトボと帰る帰り道。あと100mで自宅に着くって時にちょっぴり気になる同級生の女の子から待ち伏せくらっていた時”(想像)
並みの喜びだ。

私                                           
「何で他社で出来なかった間取りができちゃうの?」

営業マン                                                           「問題は・北側斜線・リビングの柱・屋上への階段でしたよね?まず北側斜線に関しては積水ハウスは50cmモジュールのため他社より若干南北の長さが短くなりました。そのお陰で北階段が問題なく作れます。リビングの柱は無くても問題なく耐震3(最高等級)はOKです。屋上への階段は積水ハウスならその角度の階段が用意できます。」

なんともあっさりすっきりした説明だったが、要するに、この間取りはラッキー&積水ハウスの品揃えで実現できたということだ。具体的には、

1、北側斜線                                                            他社は90cmまたは30cmモジュールだが積水ハウスは50cmモジュール。このため他社よりこの間取りの縦&横は10cm~40cm短くなっている。(30x2=60-50=10cm 90-50=40cm)。その分他社より部屋の大きさがせまくなったと思いきや、そんなことはなく、無駄なスペースだった北西のスペースが納戸になり、容積率もクリアした上に北側斜線もクリアできた。

2、リビングの柱                                                           他社より「積水ハウスの柱は細い!」と何度も言われたが、どっこい!建物全体として見ると強かったのだ。(理由はわからん)なので柱はいらない。

3、屋上への階段                                                        これは積水ハウスの一番の強み”品数が多い”ということだ。
階段に限らず・壁紙・ドア・屋根、何でも選択肢が多い。
直接構造に関係ないこれらは純正品以外でいくらでもいい物があるが、純正品以外だと値段が高いものが多いし、なんといっても積水の純正品は質感が非常に高い!圧倒的だ。
サッシなどは他社と見た目が同じでも触って動かすと、とても重厚でなめらか、正にベンツと軽自動車”くらい違う。
ヘーベルハウス世界最高営業マンも「積水ハウスは住宅部品の百貨店です。品数の多さだけはかないません」と言っていた。 
                        
よし!それではお値段は・・・。

「うっ!こっこれでは・・・。」

予想通り予算(坪70万円)をオーバー。
この時ばかりは

「もーいくらでもいいから判子押しちゃおーかな~??」

とも思ったが、ないものはない。もー親子ローンも限界だ。
ここは、心を鬼にして。

私                                                            「ちょっとー。やる気あんの?最初に予算を言ってあったじゃん。これじゃ話し合いの土俵にさえ立てないじゃん。」

営業マン                                                      「はー。実はこの間取りは”イズ・アーバン”というモデルでしか出来ない間取りなんです。イズシリーズは外壁に”ダインコンクリート”という外壁材を使用してまして、これは通常のセラミック(サイディング)に比べ坪単価5万円以上高くなるんです。私のモデルルームの外壁がそのダインコンクリートです。彫が深くて質感は高くなるんですけどその分お値段も高くなってしまいました・・・。」

!!!あのヘーベルハウスのヘーベル板と真っ向勝負のダインコンクリートか!!


 ↑ダインコンクリート。写真じゃわからないが、彫が深く、建物を見るとマジ重厚感&威圧感がある。質感の高さはハウスメーカー1!だと思う。

確かに彫の深さがサイディングの倍ぐらいありそうで重厚だ。
本物の石を積み上げたみたい。

うっとり・・・。

しかし金はない。さらに、心を鬼にして。

私                                                                  「でも・防音性・耐火性・断熱性はサイディングとかわらないんでしょ。私の目指す家は”シンプル&モダン”なわけよ。重厚&威圧はいらないの。どうする?どうする?」

”あっさりすっきり”の営業マンもかなり困惑のご様子。
かわいそう。
だが金はない。

営業マン                                                      「分かりました。上司とよく相談してきます。」

次なる積水マジックは出るのか?請うご期待。
                                   
つづく↓
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2007-08-20




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タグ:積水ハウス
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コメント 3

こんにちは

こんにちは
突然失礼いたします
手話スタッフ・バリアフリー物件ありの不動産屋です
http://fukukan.exblog.jp/
よろしければご覧になってください
場違いなコメントで本当にすいません。
by こんにちは (2007-08-03 18:49) 

かず

めんちさん、こんばんわ。面白くて建築blogをざざざざぁっと読み干してしまいました。うちは8月にヘーベルで建てました。積水は50cmモジュールってところが目から鱗!間取りを決めてたときに30cmきざみかよって何度思ったことか。どうせハウスメーカーはそのあたりはどこも一緒か?と思ってました。勉強不足でしたねぇ。といいつつ勉強不足はきっと変わらず、積水にしてたらなんで50cmなんだよぉって暴れてたかもですが。
家作り面白いですよね。私も小6で親のMac(白黒だったなぁ、時代が・・・)いじって描いてたのは家の間取りでした。あれから20年以上たちますが、そのときのノリで自分で絵を描いては営業さんに逆提案してなんとか今の我が家。そして今は建てた直後なのに次はこうしたいとかリフォーム?とか思っちゃってます。失敗はいろいろとあるんで(^^;)
新しいおうち計画が進んだらまたUPDATEしてください。楽しみにしてま~す。うちは金がないのでまた小学生に戻って夢物語かなぁ・・・
by かず (2007-10-08 00:55) 

前太

かずさんコメントありがとうございます。
お返事&ブログの更新が遅くなって申し訳ありません。
実は最近も住宅展示場に行ったりして書きたいことは山ほどあるのですが、時間がなく。。。
長い目で見てください。
よろしくお願いします!!
by 前太 (2007-10-24 18:52) 

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