「ヤマダ・エスバイエルホーム」の性能は!? [エス・バイ・エル]
デザイン秀逸で高性能なのに・・・・・・。
2011年8月、家電量販店最大手のヤマダ電機は
ハウスメーカーのS×L(以下エス・バイ・エル)を子会社化した。
そこで誕生したのがS×L by YAMADA、ヤマダ電機の家だ。
さらに2013年5月28日にはヤマダ電機の副社長が社長に就任。
積水ハウス出身の前社長は退任した。
そして同年6月1日、社名を
「ヤマダ・エスバイエルホーム」
に変更した。
旧エス・バイ・エルは年間販売戸数約1500棟の準大手ハウスメーカー。
同社の創業は1951年。最大手の大和ハウスが1955年、積水ハウスが1960年なので老舗といえる。
設計・デザイン力には特に定評があり、ハウスメーカーではめずらしく建築家と競合することも多い。
構法は木質パネル構法を採用。
これは構造的にはツーバイフォーに似ているが、前者が部材を接着剤(面)で接合するのに対し、後者はクギ(点)で行う。
そのため同社によればツーバイフォーよりも耐震性の高い家になるそうだ。
耐震性は標準仕様で住宅性能表示制度の最高等級の3を取得可能。
省エネ性能も同制度で最高等級の4を取得できる。
その基準となる断熱性能を表すQ値は2.06。
この数値は低ければ低いほど良く、大手の平均が2.3前後なので優秀といえる。
*でも「断熱プラス消費エネルギー」の評価では中間くらいらしい↓
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2012-10-31
アフターフォロー制度は
・24時間受付
・保証期間は無期限(定期的な有料点検が必須)と大手に負けてない。
と、いった感じで特にデメリットがないようだが、
冒頭で触れたように子会社化=経営状態がよろしくない。
売上高
2006年度 770.8億円
⇓
2011年度 366.8億円
2012年度 398.6億円
販売戸数(戸建て)
2006年度 2171棟
⇓
2011年度 1664棟
2012年度 1458棟
我が家検討時に最初に提案をしてもらったのが同社↓。
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2007-03-06
のちに鉄骨に絞り込んでしまったので、
契約には至らなかったが営業担当は丁寧で、何より建物のデザインが良かった。
つい先日も展示場に話を聞き行ったが、
このときも知識豊富でソフトな接客だった。
(「ヤマダ傘下になったので経営は安泰です!」と喜んでいた)
なんで売れないんだろ??
ぜひヤマダパワーを発揮してほしい。
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エス・バイ・エルbyヤマダ電機の家ってどんな家? [エス・バイ・エル]
2011年8月、ヤマダ電機が準大手ハウスメーカーS×L(以下エス・バイ・エル)を子会社化した。
エス・バイ・エルといえば大手と同等の住宅性能に加え、大手以上の設計力が特徴のメーカー。拙宅建築を決心させたシンプル&モダンなモデルハウスは同社のものだった。
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2007-03-06
「その住宅メーカーがなんで家電量販店と?」
最初に思った疑問だ。
そこで雑誌の取材を兼ねて実物を見てきた。
営業担当者に話を聞くとヤマダ電機+エス・バイ・エルの利点は多々あった。
・ 全国のヤマダ電機で住宅の相談ができる
住宅展示場は敷居が高いという人でも気軽に行ける
・ 住宅と家電をトータルで提案できる
新築に新しい冷蔵庫を入れて「スペースが足りない!」といったことがない
そして最大の利点は
・ リーズナブルなスマートハウスを提供できること
*とはいえ営業担当として一番うれしいのは、
「倒産する心配はありません!」と言い切れることだそうです・・・
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
ここでスマートハウスのおさらい。
スマートハウス(賢い家)とはコンピューターやデータ通信技術を利用して家庭内のエネルギー消費を最適化する住宅のこと。
具体的には太陽光発電システムや蓄電池をHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)でコントロールする家だ。
HEMSの詳細はこちら↓
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2012-05-25
たとえば以下のような省エネ生活をほぼ自動で実現できる。
1.割安な夜間電気料金で蓄電池を充電
2.早朝や夕方は蓄電池から電力を供給
3.昼間は太陽光から電力を供給
4.余った分は売電または蓄電池に充電
また、停電時は太陽光と蓄電池のダブルで電力を供給できる
このように地球にもお財布にもやさしいスマートハウス。
しかし追加設備が高額なら意味がない。
太陽光発電、蓄電池、HEMSの合計額は300~400万円といったところ。
坪単価が10万円前後上がってしまう。
ではそのスマートハウスをリーズナブルに提供できるというエス・バイ・エルbyヤマダ電機は実際おいくらなのか?
ということだが、
同社が扱う商品のすべてがこれに該当するわけではない。
もっともお買い得なのはこの「Gスマート」↓

さて、その
・ 性能
・ 装備
そして
・ お値段は?
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坪単価34.3万円! エス・バイ・エル(SxL)がネット販売住宅を発売 [エス・バイ・エル]
ネット販売ならではの低価格&充実内容!
でも……。
「30坪で1000万円の規格型住宅はないのだろうか?」。
前回そう書いた次の日、住宅産業新聞を読んでいると、
あっさり見つかった。
エス・バイ・エルからネット販売住宅
「LinC(リンク)」
が発売されたのだ。
お値段は
28.5坪で
978万円
から、とある。
坪単価約34.3万円!
前回紹介した
アイフルホームの「プライム7」
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2009-10-23
より2割近く安いではないか。
しかも4人家族でもいけそうな30坪前後と家好きの血がうずく。
低価格の規格型住宅といっても、さすが設計力のエス・バイ・エル。
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2007-03-06
プラン(間取り)数は33もあるという。
低価格以外にも
・ 吹き抜けを採用した明るい空間
・ ろうかのない広い室内
・ 女性スタッフ考案による効率的な収納と家事動線
といった特徴がある。
同社のニュースリリースを読むと、
http://www.sxl.co.jp/corporate/news/20091014_01.html
性能もなかなか。
・耐震等級3(最高等級)
・劣化対策等級3(最高等級)
・維持管理等級3(最高等級)
はて?
省エネ等級は最高の4ではないのだろうか?
HPには
「4にも対応」とあった。
標準ではないようだ。
残念。
では、肝心の販売サイトを検証しよう。
http://www.netdesumai.com/products/linc/index.html
トップページからは、デザインや設備などを確認できる。
好みの間取りや内外装の色の組み合わせを調べるには、
「マイページ」への登録が必要。
この辺はアイフルホームの「プライム」と同様だ。
ただし、エス・バイ・エルの場合は、
・ ニックネーム
・ メールアドレス
・ 居住地の都道府県
のみ入力すればOK。
他社のように住所や電話番号が必要ないのはうれしい。
ほんの1分で登録を終了し、
33のプラン(間取り)の中からもっとも廉価な978万円を探した。
間取りは一覧表示されないので、
「次」「次」と押して一つひとつ見ていくしかない。
かなり面倒だ。
だが、幸いにして5番目に見つけた。
1階は玄関、LDK、バス、トイレ、脱衣室。
2階は寝室とウォークインクローゼットのほかは、
ぜ~~~んぶ階段の踊り場
といった超シンプルな構成だった。
「ふんふん。でも間仕切りを作れば3LDKにはなりそう。
広さは十分じゃない」
と思いつつ確認のためスペックに目を移した。
そこには、
施工面積 92.73㎡(約28.1坪)
延床面積 86.11㎡(約26.1坪)
税抜価格 978万円
税込価格 1026万9000円
またまたやられた。
別にウソをつかれたわけじゃないけど、
またもや残念。
施工面積は玄関ポーチやバルコニーなど、
居住空間ではない場所まで含んだ面積。
それに今どき税抜き価格で堂々と広報するか?
単に新聞が「税抜き」と入れるのを忘れたのだろうか??
税込み、述べ床を基本とする私としてはこの商品は
坪単価39.3万円
からだ。
一度疑いの目を持つと、どんどんアラが見えてくる。
図面にバルコニーがないのだ。
バルコニーの物干し金具もない。
当然、2階トイレもない。
↑こいつがないバルコニーって、エアコンのないクルマぐらい使いづらいと思うんですけど。
「では、私が買うならいくらするか?」
とWeb上で概算シミュレーションをしてみた。
プランを決定し、内外装の色を選ぶとオプション選択画面になる。
内容は、省令準耐火仕様や玄関ドアの防犯仕様、キッチンのグレードアップなど多種多様。
そのなかでも最低限必要と思った
・ バルコニー 30万1000円
・ 物干し金具 1万2000円
・ 洗浄便座付きトイレ 18万3000円
を選んだ。
合計額は49万6000円。
そしてなぜだか
諸費用4万9600円も加算されていた。
う~む。
諸費用ってなに?
毎度この言葉にはモヤモヤがつきまとう。
全部込み料金にすればいいのに。
本体価格を安く見せたいのは理解できるけど、
オプションまでわかりにくい価格設定にしなくても。
わかりにくいと言えば、
契約までの流れもイマイチだった。
画面で読んでも頭に入らないから、
プリントアウトするとその数なんと12枚。
「家を建てるなら雑誌などで情報収集しようね」から始まり、
(計4枚)
↓
「家は本体以外に付帯工事費もかかるんだよ」(測量費など詳細説明)
「法規制も知らなきゃね」(用途地域など詳細説明)
(計5枚)
↓
「全部勉強して納得したらHPから申込みをして。申込み金は10万円です」
(計3枚)
いくら営業経費を削減したいからって、
これはわかりにくい。
特に前半の「住宅購入の基礎知識」はここで必要なのだろうか?
これから検討を開始する人が付帯工事や法規制の部分を読んでも、
チンプンカンプン、さっぱりピロピロだろう。
そんなわけで唯一の販売経路であるHPの出来栄えは、
アイフルホームに軍配。
ニーズの高い価格帯、広さ、性能の商品だけに
まことに残念です。
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有名ハウスメーカーには、
どんな違いがあるのか?
では、私が展示場にて訪問した、
ハウスメーカー15社16モデル
の特徴と印象を訪問順に書いていこう!椎名前太ホームページ⇓ あなたの「心から納得できる家」が簡単にわかる!
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