「555万円の家」アイダ設計が産廃処理法違反で摘発 [アイダ設計]
使っている部材はなかなかいいのに・・・・・・。
以前雑誌やこのブログで
「アイダ設計の家は悪くない」
と書いた。
質感は別として、
外壁やシステムキッチンなど設備類の性能は、
大手ハウスメーカーと比較しても劣るものではなかったからだ。
そのうえ「555万円の家」まで用意しているので、
びっくり仰天してしまった。
くわしくはこちら↓
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2013-04-22
2013年の施工実績は2400棟。
福島県ではパワービルダーのなかで実績ナンバー1の205棟。
本社のある埼玉県では10位の565棟。
大手ハウスメーカーを除く住宅会社ではトップクラスの実績だ。
ちなみに大手で9位の三井ホームが約4000棟。
10位のヤマダ・エスバイエルホームが約1650棟。
なのに・・・・・・。
10月23日、同社が産業廃棄物処理法違反の疑いで摘発された。
産廃処理の許可を受けていない孫請けの会社が解体工事の廃材を不法投棄したのだ。
2010年に改正された産廃処理法では、
元請けの会社も排出事業者とみなし、たとえ孫請けが不法投棄したとしても責任を負うことになっている。
これにより執行役員(39)を含む男性社員3人が書類送検された。
同社は「発注先業者に収集運搬許可が必要となったが、弊社にその認識が欠けており、確認を怠ったため、無許可業者に発注してしまった」と説明している。
う~~~ん。
施工実績2400棟、売上高430億円の会社が、
事業に関連する法律を「知らなかった」と言い切るとは・・・・・・。
非常に残念だ。
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アイダ設計「555万円の家」は意外に高級だった!? [アイダ設計]
大手ハウスメーカーと比べても遜色ない仕様!
最近住宅雑誌を読んでいると、
「規格型住宅が絶好調!」
といった記事をよく目にする。
規格型住宅とは間取りや設備が決まっている代わりに、
お値段がリーズナブルな家だ。
大手ハウスメーカーの商品ラインナップにもかなり以前からあったが↓、
http://www.misawa.co.jp/jsp/kodate/syouhin/brand.jsp?bid=3
どちらかというと好調なのはパワービルダー系らしい。
その理由は、もともと得意だった低価格にプラスして、
「高品質」な要素を加えていること。
デザインや部材仕入れの工夫で安っぽくないのだ。
だが安いとはいっても1000万円以上。
けっして衝動買いできる範疇ではない。
「ちょっと散歩に出かけるつもりが家を買ってきちゃいました
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
というパターンが頻発しそうな家が。
それがアイダ設計の「555万円の家」。
同社は以前から「777万円の家」という商品があり、
このブログや雑誌でも記事↓を書いた。
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2009-08-19
その時の感想は、
・ どちらかといえばお買い得だが、若干コストダウンの形跡が目立つ
・ この商品はあくまで看板。実際には得意の建売住宅を売りたがっている
といったところだった。
ではこの「クルマの値段じゃないの!?」と2度見、3度見してしまう
「555万円の家」はそれから進化しているのか?
資料を取り寄せ、営業マンに話を聞いた。
結果から言ってしまうと
「進化してました
![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/150.gif)
「777万」ではなかった
・ シャッター
・ Low-Eペアガラス(省エネ等級4!)
などあったらうれしい装備が標準。
そのほかにも1坪タイプのシステムバス、255cmのキッチン、幅広タイプのフローリング、そして35年保証制度など大手ハウスメーカーと比較しても遜色ない仕様だ。
しかもどこかのように諸費用がべらぼうに高いということもない。
営業マンの対応も「建売」という言葉を1度も出さず好印象だった。
気になる点といえば、やはり
延床面積15.12坪(1LDK・坪単価36.7万円)
いう狭さ
![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
DINKSが理想、どう頑張っても3人家族が限界だ。
とはいえ、こんなにコストパフォーマンスが高い家がなぜ実現できるのだろう??
![[目]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/84.gif)
![[がく~(落胆した顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/142.gif)
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アイダ設計「777万円」の理由 坪単価31.3万円のカラクリは? [アイダ設計]
「基礎も構造材も標準仕様と同じです!」
前回ご紹介した雑誌『MONOQLO』が今日発売させる。
その中で
「ローコスト住宅の安すぎる理由・高すぎる理由」
という記事を書いた。
しっかり取材をして、できるだけ詳細に「理由」を公開したつもりだが、
紙面スペースの都合上、全部は書ききれていない。
そこで今回は、記事にできなかった「こぼれ話」をご紹介します。
業界的には「いくら以下」といった明確な定義はない。
タマホームの「25.8万円」が有名だが、
以前も書いたように↓
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2008-10-22
諸費用やらオプションやらで実際の平均価格は40万円オーバー。
それならば実勢価格でも30万円前後の家がある。
アイダ設計の「777万円」など
「規格型住宅」
だ。
そこで今回は、
「ローコスト住宅=規格型住宅」
とした。
ターゲットが決まれば、次は取材。
アイダ設計に直接
「なぜ777万円が実現できるのか?」
を聞いてみた。
営業マン
「あえて”777万円”という商品名を付けていますが、
これは元々あった商品なんです。
実は、標準商品の一番小さなプラン(24.8坪)を、
若干仕様変更しているだけなんですよ。
坪単価31.3万円ですから、うちとしては圧倒的に安いわけではありません」
私
「えっ! じゃ~基礎とか構造材とかは標準仕様と変わらないんですか?」
営業マン
「まったく変わりませんよ。だから耐震性とか耐久性も同じです」
私
「では、若干の仕様変更ってどんなところですか?」
営業マン
「ホント若干です。ガラスがペアから単層になったり、
キッチン扉が引き出しから観音開きになったり。
あと、雨戸はオプションです」
私
「本体と付帯工事以外に”13%の諸費用”↓などはかからないんですか?」
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2008-10-28
営業マン
「諸費用? かかりませんね~。
本体費用以外は仮設工事や建築確認申請などでプラス130~140万みとけばいいでしょう」
どうやら「777万円」に特別なカラクリはなさそうだ。
確かに同社の広告を見ると、
いつでも建物は坪単価40万円以下。
見た目はタマホーム等ほかの格安系メーカーと似ているので、
部材はほぼ同じだろう。
ということは、格安の秘密も
・ 汎用部材の大量仕入れ
・ 設計士、営業マンなどの人件費カット
・ 提携大工さんへの工事費激安発注
といったところのはず。
聞きたいことは聞けたので、
取材を終わりにしようとすると、
営業マン
「お客さん、土地はお決まりですか?」
(お客として聞いていたのだ)
私
「いえ、まだです」
営業マン
「だったら”建売”にした方がいいですよ。絶対に!!」
私
「えっらい力の入れようですけど、なぜですか?」
営業マン
「普通の人は、土地を買うとき30~50坪くらいの広さですよね。
うちは大体500~1000坪単位で買います。
そうすると相場が坪単価40万の土地でも15万くらいで仕入れられるんですよ。
そこに建売住宅を建てるワケです。
つまり、土地と建物を同時に検討するなら建売の方が断然お得に提供できます。
どの辺をお探しですか? どうしますか?」
アクセル全開の営業マンの口撃をギリギリでかわし、
なんとかパンフレットを送付してくれることを約束して帰った。
これで「777万円」の狙いがわかった。
ローコスト住宅=建売へのまき餌
ということだ。
以上はあくまでアイダ設計の話。
大手メーカーでは事情が変わるようだ。
くわしくは、現在発売中の「MONOQLO」をご覧ください。
次回も「こぼれ話」の中から
「えっ 三井ホームが自由設計で坪54万円!?」
を書きます。
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坪単価30万円!?アイダ設計”こだわりのハウスメーカー選び” [アイダ設計]
どうして安いの?アイダ設計
11、アイダ設計(木造軸組み)
私の住宅メーカー決定の佳境へ入る前に
”あんまりめっこり調べてないけど見て来たメーカー”
のことを書いてみよう。
このアイダ設計は埼玉を本社としてここ数年私の地元千葉でもかなりブイブイ言わせてる工務店だ。
TVCM(元WINKの相田翔子ちゃん出演)は見るし、毎週かかさず新聞チラシは見るし、クルマで走っていると看板が所々で目に付く。
私の中では
”住宅展示場には入ってない中で一番目立つ工務店”
というイメージがあった。一番何が目立つって価格がすごい!!
主に建売が多いのだがその価格は・・・。
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