やはりシロアリから完全防護するにはクスリしかない!? [シロアリ]
木炭も木酢液もダメ!?
前回のつづき。
友人の別荘がシロアリに占領されニッチモサッチモ。
しかし出来るだけ天然素材で防蟻したい。
木炭塗料ってどうだろう?
そこでいつもブログを愛読させていただいている、
シロアリのエキスパートtoyoさんにうかがった。
(ご協力ありがとうございます!)
回答は、
木炭塗装に直接的な効果は無し。
ついでに木酢液もヒバ精油も。(これは以前うかがった)
とのこと。
木炭塗装に関しては参考にと、
こちらのサイト↓を教えていただいた。
http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/myhtm/sumi.htm
炭自体に防蟻効果はない。
でも調湿効果はあるので間接的にはあるかも。
木酢液やヒバ精油はすぐに揮発してしまう。
やはり確実なのは薬剤のようだ。
でも友人宅の庭は、
クワガタに青春をかけ続けて30ぅん年の私が、
唯一
ヒラタクワガタ
これは今年近所で捕ったコクワです。
をゲットした聖域。
薬剤で昆虫採集ができなくなるのは残念だな~。
とはいえクスリにもいろいろあるみたいだから調べます。
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友人宅がシロアリ率いる大自然軍に占領されました! [シロアリ]
草刈りは戦争でした。
先週末、友人のセカンドハウスに遊びに行った。
場所は九十九里浜近く。
到着するとエンジン草刈り機の爆音が。
友人は上半身裸で汗びっしょり。
目はうつろ。
友人
「最近ちょっと草が伸びたなーと思ってたけど、先週末雨だったじゃん。だから刈らなかったんだ。そしたら今来てびっくり。腰まで伸びてんだもん。草刈り機出すため玄関入るのも勇気だったよ」
区画整理されてない土地に立つ友人の別荘は周り全部、360度びっしり雑草に覆われていた。
「仕方がない。手伝うか」
草刈り機は1台しかないので、軍手を借り人力で草を抜くことにした。
家の周囲は大体終わっていたので、機械では刈り切れない基礎の際がターゲットだ。
まず、玄関へと上がるポーチ周りから。
50センチほどの草を背筋まかせに引っこ抜く。
すると何やら見覚えのあるものが基礎にへばりついている。
↑すいません! だいぶ崩してしまいました。画像左下、ポーチと基礎の境目周辺です。
「こっこれが蟻道?」
いつもniceをいただくtoyoさんのブログで写真は見たことあったが本物を直視するのは初めて。
すぐに友人を呼ぶ。
「おおおい! これが蟻道だぞ。『シロアリおります』の目印だぞ。
動かぬ証拠だぞ!!」
蟻道を蹴散らし散布しまくった。
実は去年あたりから玄関とキッチンをつなぐ廊下が布団のようにフワフワになってきていた。
さらに一カ月ほど前に風呂場で大量の羽蟻が発生し、「シロアリの出現」は確実視されていたのだ。
そのため友人はこの家の建て替えを決意。
新婚で何かと物入りのところ追い討ちをかけられた状態だった。
殺虫剤の海と化したポーチを満足げに見つめる友人にシロアリへの恨みの深さを感じた。
その後も基礎の際に沿って草むしりを続けていくと見つかる、見つかる蟻道の嵐。

↑今度は崩される前に撮りました。
およそ3メートル間隔で襲来していた。
その数6カ所。
「いっ家が食べられちゃう。食べられちゃうぅっ~」
友人は一心不乱にクスリを撒く。
一方、私はしばらく作業を続けていくと蟻道ごときでは動じなくなってきた。
なぜなら、草を抜くたびにそれを上回るサプライズの数々が待っていたからだ。
ちょっと根の深い草があったのでしゃがんで力いっぱい引っこ抜く。
すると草の下から何やら黒ゴマのような物体が涌き出てくる。
円状に広がる黒ゴマ。
半径5センチが見る見るうちに50センチに。
アリだ。
「はむ、ハムナプトラ。ハムナプトラだぁぁぁ~!!」
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まさにハリウッド映画のCG。
見たくないが目が離れない。
その後何とか気を取り直して続ける。
通常草というものは地面からお天道様に向かって伸びる。
しかし、中には基礎をつたい雨戸の戸袋へ向かうヤツが。
「あや!? 間違って入っちゃったのかな。バカなヤツめ」
ツルに手をかけ引っ張る。
50センチ抜いてもまだある。
綱引きのように後ろに下がる。
ず~~~っと下がる。
3m。
しかも1本や2本じゃない。
「いっ家が草に飲み込まれちゃう。飲み込まれちゃうぅぅ~!」
またある時は草を抜いた瞬間、
地面から
「手」
が飛び出した。
「ひっひぃぃ~~~!!」
見たくないが見てしまうと
「クモ」
だ。
肌色の。
手のひらサイズの。
まさに
ハゲのタランチュラ。
私は絶叫し号泣していると友人が駆けつけた。
そして足で一撃。
ちなみに彼は結構な自然愛好家のはずだ。
小中学生時代はボーイスカウト活動に熱中し、
現在はベジタリアンでサーフィンをこよなく愛している。
もやい結び↓をやらせたらなかなかの腕前だ。
http://www.gca.or.jp/tosyo/musubikata/bowlineknot.htm
そんな彼は言った。
「ここでの生活は自然との共存じゃね~。
やるかやられるか。
闘いだ。
だから次の家はベトベトの防蟻処理をする!
絶対する!」
きれいごとだけじゃ生きていけないんだなぁ。
でも、やっぱりクスリ漬けの家は気持ち悪い。
こんなところじゃ木炭の防蟻処理↓は効果ないのだろうか?
http://www.tohoku-carbon.com/goods.s.html
toyoさん、どうなんでしょう?
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