積水ハウスの耐震・耐火構造とは

びっくり連発・BeTech館

１カ月ぶりに続きを書きます。

巨大スクリーンが上昇すると、画面とまったく同じ風景が広がっていた。
隠し撮りできなかったのでお見せできないのが残念。
なんと純粋なモデルハウスが５棟。
構造などの展示場を兼ねた建物やアパートタイプが１０棟。
合計１５棟
も立ち並んでいたのだ。
大木が立つ広場に出ると、乗ってきたバス単位で見学会が始まった。
まずはBe　Tecｈ館でセキスイハウスの強さや性能を教えてくれるらしい。

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中に入るとヘッドホンを渡された。
複数のグループが見学しているので、解説の声が良く聞こえるためだそうだ。

入り口を入ると実物大の鉄骨だけの家が立っていた。
構造体が丸見えだ。
足元は透明な床になっていて基礎の下の補強も良くわかる。
我が家も埋立地なので心配した
軟弱地盤
を強くする直径１ｍのコンクリート柱などが見える。
展示方法はすごい。
でもこの技術はセキスイだけじゃなく、どこも同じだ。

次はブレースの溶接引っ張り実験。
ブレースとは筋交いのこと。
柱と柱の間に斜めに通る補強材だ。
こいつの強さで耐震性が決まる。
実験は目の前でブレースと柱をつなぐ金具を溶接することから始まる。
溶接後、機械で引っ張る。
どれだけの力で引くか忘れたが
「何トン」
だった気がする。
バッキーン！
と結構すっごい音で鉄が切れる。
切れる場所は溶接部分ではない。
いつも同じような場所で、同じような数値で切れるそうだ。
解説員は

「鉄は溶接部分が強く、しかも強度が安定しているから
建物の強さも測りやすい」

と言っていた。
納得。

さらに奥に進むと
体長４ｍはあるゴリラ
が登場
外壁のロッキング実験だ。

↑近くで見ると迫力満点。触れる距離で壁が揺れる

ロッキングとは地震の揺れに逆らうことなく
動く外壁
積水ハウスのサイディングやコンクリート壁は固定されていないのだ。
ブー！
とサイレンが鳴ると、ゴリラは
フガー！フガー！
と雄たけびを上げ、高さ５ｍくらいの壁を揺らす。
実験では左右に５ｃｍ移動するが、震度７でもそんなに動かないそうだ。
確かに壁がスライドして地震の力を逃がしていた。
壁と壁のつなぎ目のゴムも
グニョ～。グニョ～。
と変形する。
６０年は劣化しない特殊ゴムだ。
これなら地震時の壁の破損は少ないだろう。
お見事！

次は同じく外壁の耐火実験。
壁に７３０℃の炎を１分間当てて内側の温度が何度上昇するか、
の実験だ。
何度でしょう？？

１℃です。
２３℃が２４℃にしかならなかった！
またまたびっくり。
手で触ったがぜんぜん熱くない。

そのほか、
・風速６０ｍでも瓦は飛びません。
・ガラスの断熱性も高いです。
・床の防音性も良いです。
などたくさんの実験を体験しました。
最新の制震システム
シーカス
も間近でみたけどこれだけはいまいちピーンとこない。
「振動を熱エネルギーに変える！」
ってのが自慢らしいけど何度説明を聞いても意味がわかんない。
でも他は
よ～くわかりました
の楽しい経験でした。

そして次の
「驚きの空き巣の実態！防犯館」
へ行くのでした。

つづく
 

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タグ：積水ハウス

コメント 2

めんちさん、はじめまして。
現在、マイホームを検討中のものです。
色々巡り巡って辿りつきました。

色々参考になる日記に、とてもユーモアな文章で綴っており、
妻と楽しく拝見させていただきました。
家が千葉で趣味がサーフィンということで僕も全く同じ境遇なので、
思わず書込みしちゃいました！
また遊びにきます！
by rasurf (2008-05-06 23:42) 

rasurfさんコメントありがとうございます。
最近はなかなか更新できませんが、参考になれば幸いです。
今後もよろしくお願いします！
by めんち (2008-05-09 00:01)